相談会の報告・参加者の声
2024年 3月相談会の報告・参加者の声
里親相談会の様子
第19 回養育家庭(里親)相談会を3月2日(土)にオンラインで開催いたしました。
今回は『私たち家族のカタチ』というテーマで、養育家庭(里親)さんにお話ししていただきました。3家庭5名の方にご参加いただきました。
お2人は法律婚ではなくパートナーとしての関係を選択、実子さんが一人いらっしゃり、現在は委託されているお子さんと4人で一緒に暮らしています。 生まれてから乳児院で生活していたお子さんがまったく別の生活を始めるのですから、1年近く、お互いのリズムや習慣を合わせるのがとても大変だったそうです。実子さんに通じたことが里子には全然通じず、思い悩んだことも多々あったといいます。実子さんにこれまでにない心や体調の変化があったとのこと、それぞれがひとつ屋根の生活に慣れるよう日々葛藤する様子が浮かんできました。里親専門相談員の月1回の訪問が本当にありがたく、アドバイスだけでなく話を聞いてくれるだけでも頼りがいのある存在とのことでした。もしかしたら今後、実親さんの元に戻ることもあり得るのが養育家庭(里親)ですが、そうなったとしても子どもはいつか家を出ていくものだからと、今は社会や様々な人が関わりながら育てるという意識で子育て奮闘中のお2人でした。
次回の開催は6月29日を予定しております。また詳細が決まり次第ご案内させていただきます。 |
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2024年 1月相談会の報告・参加者の声
里親相談会の様子
第18 回養育家庭(里親)相談会を1月13日(土)にオンラインで開催いたしました。
今回は『巣立ちを控えた高校生を預かる里親の話』というテーマで、男の子を委託されている養育家庭の里父さんにお話ししていただきました。6家庭8名の方にご参加いただきました。 実子がいない夫婦に小学生の男の子が委託されてから今まで、苦しい日々もあったけれど、先輩里親や関係機関のアドバイスや励まし、何よりも子どもの成長を支えに乗り越えてきたと、いくつかのエピソードを交えて話してくださいました。里子が長くしていた髪を切ることで実親への思いを断ち切ろうとしていたことを、横に控えていらした里母さんがお話くださり、里子自身もいろいろに悩みながら里親との繋がりを模索していたことが伝わってきました。参加者の方も将来への準備を着々と進めている彼の姿を想像しながら聞いてくださったと思います。 最後に里親になりたいと思っている方へのメッセージとして「一人で悩まないこと、児童相談所や学校の先生方、関係機関、先輩里親に悩みを打ち明けることで自分も楽になったのでそうしてほしい、そして里親になって里子との楽しい日々を送ってほしい」とありました。 次回は3月2日(土)を予定しております。 |
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2023年 9月相談会の報告・参加者の声
里親相談会の様子
第17回養育家庭(里親)相談会を9月9日(土)にオンラインで開催いたしました。
今回は『子どもを迎えてからの我が家の生活』というテーマで、女の子を委託されている養育家庭の里母さんにお話ししていただきました。9組13名の方にご参加いただきました。 里母さんは里親登録をしてから子どもの委託になるまで、子育ての経験がなかったため支援機関が行う研修を通じて子育て準備をしていました。約1年後に子どもを迎えてからの生活を、いろいろなエピソードを交えてお話ししてくれました。おうちに来た当時は苦戦した食事や入浴など、時間と工夫を重ねて、少しずつ子どもが家庭での生活に慣れてくる様子が伝わってきました。 最後に紹介していただいた子どもが描いた絵は、おうちに来た当時のものは不安そうな女の子の絵柄だったのに、最近のものは家族3人が楽しそうに笑っています。今の家庭での生活が安心を感じられているのだろうなと、参加者の方たちの心に伝わったことだと思います。 次回の詳細が決まりましたらTokyo里親ナビでお知らせいたします。 |
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2023年 6月相談会の報告・参加者の声
里親相談会の様子
第16回養育家庭(里親)相談会を6月4日(日)にオンラインで開催いたしました。 今回は『子どもと第二の人生を楽しく』というテーマで、小学生の女の子を預かる養育家庭の里母さんにお話ししていただきました。7組8名の方にご参加いただきました。 講師の里母さんは夫婦で長く共働きをしながら趣味を楽しむ生活を続けておられましたが、児童養護施設でのボランティアに携わり、里親になることを考え始めてから4年の月日を経て、女の子を預かることになりました。 女の子との交流が始まってから少しずつ子どもと距離が縮まることへのワクワク感や、ご自身の年齢がある程度に達しているからこそ焦らずに現実に向かい合えていることなど、お話しいただきました。子どもを迎え入れたことで自分たちも子育ての経験ができたことへの穏やかな喜びが参加された方にも伝わったようでした。 参加者の方へのご質問には、東京都の職員やソーシャルワーカーが内容に合わせてご説明しています。相談会を終えてから実際に登録に向けて進まれる方もいらして嬉しく思っています。 次回は9月を予定しておりますが、詳細が決まりましたらTokyo里親ナビでお知らせいたします。 |
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2023年3月相談会の報告・参加者の声
里親相談会の様子
第15回養育家庭(里親)相談会を3月18日(土)にオンラインで開催いたしました。
今回は『二人の生活に子どもを迎えて』というテーマで、小さなお子さんを預かる養育家庭の里母さんにお話ししていただきました。19組31名の方にご参加いただきました。
講師の里母さんは不妊治療を経験した後に養育家庭になることを選択、登録されました。幼い子どもを長期で養育したいという希望がかない、子どもを迎えてからの約2年をご主人と協力しながら初めての子育てに奮闘されてきました。 里母さんからは「乳児院での交流中の様子」や「現在の生活の様子」を踏まえて、幼い子どもが新しい生活に一生懸命慣れていってくれたことへの感謝の言葉や、子どもの気持ちに寄り添った関わりを心がけているというお話などがありました。 里親になることに不安を抱いている方にも、「児童相談所や支援機関が相談にのってくださるので、子どもたちのためにというお気持ちがあればぜひ前に踏み出してほしい」というアドバイスがありました。 養育家庭という制度のもとで子どもが安心感を持って元気に過ごしている様子や、里母さん自身が間近で子どもの成長を見守れることに喜びとやりがいを感じている様子が伝わり、大変貴重な時間となりました。
次回は6月4日(日)を予定しております。 |
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2023年1月相談会の報告・参加者の声
里親相談会の様子
第14回養育家庭(里親)相談会を1月8日(日)にオンラインで開催いたしました。
今回は『我が家の中学・高校生との生活』というテーマで、思春期の女の子たちを預かる養育家庭の里母さんにお話しいただきました。11組17名の方にご参加いただきました。
講師の里母さんはこれまで中高生を中心に預かり、現在はファミリーホームの運営者としてご活躍されています。穏やかにお話される言葉一つ一つから、普段から年頃の女の子に接している里親さんならではの細やかさが伝わってきました。実親との関係、異性とのお付き合いなどを見守りつつ、彼女たちの大切な命を守ることを前提として、中高生らしく楽しく過ごしてもらいたいという里親としてのモットーをお持ちです。自立を助ける難しさもあるけれども、子どもの能力の新たな発見もあるようでした。里親を検討される方たちには、子どもを預かってからも自分の趣味なども並行して楽しむことを続けてほしいというメッセージがありました。ご参加いただいた方からもいろいろ具体的なご質問をいただきました。
次回は3月を予定しておりますが、詳細が決まりましたらTokyo里親ナビでお知らせいたします。
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2022年6月相談会の報告・参加者の声
里親相談会の様子
第12回養育家庭(里親)相談会を6月12日(日)にオンラインで開催いたしました。
今回は『里親への第一歩』というテーマで、二人の男の子を育てる養育家庭の里母さんにお話しいただきました。17組25名の方にご参加いただきました。
講師の里母さんは10年以上のベテラン里親さん。里親を始めたばかりの頃と現在の考え方の違い、子育てで大切に思っていること、子どもが自立する年齢を目の前にしての心境などを語ってくださいました。料理の腕もずいぶん鍛えられたと、子どもの成長とともにご自身の変化も多く感じていられるようでした。ご参加いただいた方からもいろいろ具体的なご質問をいただきました。
次回は9月を予定しておりますが、詳細が決まりましたらTokyo里親ナビでお知らせいたします。
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2022年3月相談会の報告・参加者の声
里親相談会の様子
第11回養育家庭(里親)相談会を3月13日(日)にオンラインで開催いたしました。今回は『乳児院での交流から委託と、その後の生活』というテーマで、小学生の女の子を養育中の養育家庭の里父さん・里母さんにお話しいただきました。海外からの参加というオンラインならではの方も含めて、16組29名の方にご参加いただきました。
里親を始めたきっかけとご夫婦の気持ち、実際に交流が始まってからの日々や受託後の子どもの変化、そして真実告知。最後に里父から里親になってよかったこと、里母から大変だったことなどを丁寧にお話しいただきました。お子さん直筆の「わが家の楽しいことベスト3」という可愛いイラストも披露していただき、参加者の皆さんの心が温まるひと時となりました。
来年度も当面は続けてオンラインで開催することになります。次回は6月を予定しておりますが、詳細が決まりましたらTokyo里親ナビでお知らせいたします。 |
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2022年1月相談会の報告・参加者の声
里親相談会の様子
第10回養育家庭(里親)相談会を1月16日(日)にオンラインで開催いたしました。今回は『里父の目から里親について語る』というテーマで、ご自身のお子さんが独立した後、里親登録をされ、現在二人のお子さんを長期で養育中の里父さんにお話いただきました。
一時保護委託のご経験も豊富にお持ちで、一時保護のお子さんをお預かりしたときの様子や心掛けていたこと、長期で養育されている思春期のお子さん達との関わり方や日々の生活でのお互いの関係性など、とても朗らかな笑顔で、率直にお話くださいました。
今回の相談会には、都内各地から13組22名の方にご参加いただきましたが、質疑応答の時間では、参加者の方々と里父さんとの会話のキャッチボールもとてもスムーズで、終始和やかな時間となりました。
なかなかコロナの収束が見えない日々で、皆様と直接お会いできる相談会を企画できないのが残念ですが、今後も養育家庭(里親)相談会のオンライン開催を計画しております。また、詳細が決まりましたら、Tokyo里親ナビでお知らせいたします。 |
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「知ってください!里親制度」相談会@イオンスタイル碑文谷の報告
「知ってください!里親制度」相談会@イオンスタイル碑文谷を9月28日(火)に開催いたしました。 開店直後からたくさんのお客様が来店し、リーフレットや体験発表会の案内などが入ったグッズを快く受け取ってくださいました。500部用意していたグッズが午前中にはなくなってしまい、急遽100部追加するほどの盛況ぶりでした。里親制度のマスコットキャラクター「さとぺん」も大人気で、お子様から握手を求められたり、一緒に写真を撮ったりと大忙しでした。 個別相談についてはお買い物のついでに立ち寄ってくださった方、店内のポスターや区内の掲示板を見て、わざわざご夫婦で話を聞きに来てくださった方もいらっしゃいました。自分は里親にはなれないけど、制度を知ることができて良かった、児相は敷居が高いので、身近なところで説明を聞けてありがたかった、気になっていたことを質問して制度の理解が深まったなど、様々なお声をいただきました。 今後も定期的に開催して、一人でも多くの方に里親制度について知っていただきたいと思います。 |
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