【公益社団法人日本フィランソロピー協会主催】「東京都の里親制度について学び、里親子支援の可能性を考える」のご報告
カテゴリ: Festival&Event
作成日:2023年09月25日(月)
8月30日(水)、株式会社電通本社の会議室にて公益社団法人日本フィランソロピー協会主催 第2回社会課題のリアルを知る勉強会「東京都の里親制度について学び、里親子支援の可能性を考える」を開催しました。
定例の相談会では“里親になりたい方”が対象ですが、今回は主に企業、団体の方に向けて里親制度を知り、今後の支援のあり方などを考えていただくことを目的としました。
どのくらいの方に参加していただけるかという期待と不安のなか、23名の方にお申込みをいただき、電通本社の方の参加者も含めて30名程度の方に「社会的養護の現状」「東京都の里親制度について」「今後の支援の可能性について」の内容で制度説明をしました。特に、『なぜ家庭での養育が必要か』いう点を中心にお話ししました。
次に2人の子どもを委託されている里親の方の声を聞いていただきました。里親宅に来てからの子どもの変化や数々のエピソードに参加の方は熱心に耳を傾けられていました。東京都の「チーム養育」についても知ってもらう機会になりました。最後に、里親子であることをオープンにすることで偏見を持たれることもあった、このような機会を通して少しずつ一人一人の線引きを広げていってほしいというメッセージがありました。
後日、実際に企業の方から周知啓発への協力のご提案もいただくことができました。
日本フィランソロピー協会の皆様、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。